動機・不整脈について
動悸・不整脈とは、
- 突然、心臓がドキドキする
- 脈が一瞬飛ぶ、または止まる
- 不整脈といわれた
- 食道のあたりがつかえる感じがする
- 運動もしていないのに胸がドクドクと拍動する
- 心臓に何か異常があるのではないかと不安で仕方がない
このような症状が出ていることをいいます。
不整脈は病気ではない成人の90%にみられ、ほとんどが期外収縮のために心臓の病気が原因ではないものが多数です。
なぜ、このような症状が起きるのでしょうか?
動悸・不整脈の原因
動悸・不整脈は体感としては脈が乱れたり、心臓や胸部が詰まる感覚が出るために心臓の病気が原因と思われがちですが、ストレスや疲労・睡眠不足により自律神経が乱れることやホルモンのバランスが原因です。
特に、自律神経失調症・更年期障害・パニック障害などにより現れることが多くあります。
これは、心臓の拍動・脈が自律神経系で調節されているためです。交感神経は運動やストレス下では心拍数を上げて血液を体に循環させることでエネルギーを上げて対応できるようにし、副交感神経は心拍数を減少して休めるようにしています。
自律神経が正常であれば、運動やストレスで心拍数が上がっても、その後に副交感神経が働いて心拍数を下げて安定させてくれるために問題がありませんが、自律神経が乱れていると、交感神経が働き過ぎて心拍数が上がり過ぎる、突然上がる、または副交感神経の働きが弱まっているために心拍数がなかなか下がらないために不整脈や動悸が起きるのです。
動悸・不整脈の対策
動悸・不整脈は自律神経が乱れていることが原因ですので、自律神経を整えることが対策になります。
なぜ自律神経が乱れているのでしょうか?
それは疲労や精神的なストレスによって・・・
・全身の筋肉が緊張
・横隔膜の緊張
・背骨の歪み、特に背中
・肋骨の歪み
・頭蓋骨の歪み
・内臓が弱っている
・呼吸が浅く、止めている
こういったことが体で起きていて、呼吸がしづらくなり胸郭の動きも悪くなり、自律神経を乱して動悸・不整脈が起きています。
また、自律神経を乱す原因であるストレスはひとつではなく、
①体のストレス:疲労、体の歪み、姿勢の悪さ、運動不足など
②心のストレス:いやだな~、つらいな、という気持ち。動悸への不安など
③飲み・食べ物、光刺激などのストレス:カフェインやスマホによるブルーライトなど
④天気のストレス:暑さ、寒さ、日照不足や気圧、温度、湿度
これらのストレスが重なって体が歪むことで自律神経が乱れて、動悸・不整脈になります。
このように上記のように原因はひとつではないため、病院に行き薬を飲んでもカウンセリングを受けても良くならないことがよくみられます。さらに患者さんによって症状が異なることも治療を難しくしています。
動悸・不整脈には自律神経専門の整体が必要です。お困りの方はぜひご来院ください。
動悸・不整脈の施術の流れ
step1 問診・検査
症状、体の状態を詳しくお聞きします。
・いつから始まったか?
・どのような症状なのか?
・食事や睡眠はとれているか?
・どのようなことにストレスを感じているか?
・症状で困っていることは?
次に自律神経の検査を行います
・瞳孔反射
・輻輳
・目の動き
・脈拍、酸素飽和度は?
・左右の反射の差は?
を検査します。
step2 体の歪みを整え、筋肉を調整する
動悸では全身の筋肉が緊張して背骨・骨盤も歪んでいます。筋肉が緊張して体が歪んでいると自律神経が正常に働かないので全身の筋肉をゆるめて背骨・骨盤の歪みを整えます。
また、自律神経が乱れていると内臓が弱ったり呼吸が十分にできなくなっているので内臓調整法や呼吸改善法を行います。内臓が調整され呼吸がしやすくなることで副交感神経が働きやすくなり自律神経が整いやすくなります。
step3 自律神経専門整体
ステップ2までにより自律神経を整える準備ができたので自律神経専門整体を行います。
首の筋肉の緊張・歪みを正し、顎関節の調整法をします。首とアゴは頭蓋骨の土台ですのでしっかり整えます。
さらに自律神経で最も重要な頭蓋骨の歪みを整えて、脳・自律神経へのストレスを減らします。
ステップ4 説明
施術後には体の状況やどのような整体を行なったかを説明します。また、ご自分でできる改善法や対策をお伝えします。
電話でのご予約は
📞047-482-1527
「ホームページを見て・・」とお電話ください。
注:下記の症状の方は、すぐに病院で検査を受けましょう
・運動・激しい動作をしてないにも関わらず、突然早い脈が続く
・動悸の持続時間が「分・時間・日の単位」
・動悸以外の、足のむくみ・めまい・息切れ・失神・だるいなどの症状がある
・運動や仕事などの負荷が掛かると動悸が悪化する