夏バテ対策①:睡眠について

猛暑を乗り切る夏バテの対策①

暑い日が続き、猛暑の疲れから体調を崩す方が増えてきました。

具体的な症状としては、だるさ、疲労感、倦怠感、食欲の低下、眠気、集中力の低下などの夏バテ症状。または、体が弱ることで、過去に傷めた腰がまた痛くなることが起きています。

例をあげると、半年前にギックリ腰をやって良くなったのに、最近特にストレスが増えた訳でもないのにまた腰が痛くなってきたなど。首をいためる方やめまいが再発した方もいます。

夏バテの原因は?

夏の疲れの原因は「自律神経の乱れ」です。

1ヶ月以上続いている猛暑のため・・・

・体温調節にエネルギーを沢山使ってしまう
・汗をかくことで体内の水分、ミネラルが減っている
・睡眠が浅い、途中で目が覚める
・食欲低下による栄養不良
・体を動かすことが減るため、体がかたまる
・室内と外の温度差による疲労

などが起きて、疲労が蓄積することで自律神経が乱れ、夏バテ状態となっています。

夏バテの対策は?

夏バテ対策は睡眠、食事、入浴、運動などがありますが、1番先にやってほしいことは「睡眠」の対策です。

眠れないことには疲労がとれず夏バテも良くならないため、まずは睡眠の対策に取り組みましょう。具体的には、

①室温を24~25℃にする
②冷房は朝までつけっぱなしにする
③寝る前に首、頭や顔を冷やす
④冷房は強めにかけるが、体は夏掛け布団などで冷やさないようにする

①寝室の温度を24~25℃にする
・・・寝室の温度24~25℃くらいに冷やします。ちょっと寒いくらいが調度いい。寒いくらいに室温を下げることで深く眠れるようになって疲れをとりましょう。暑いと寝始めてからの体の放熱がうまくいかなくなり深く眠れないために疲労がとれないので注意です。

②冷房は朝までつけっぱなしにする
・・・冷房をタイマーにすると消えてから30分くらいで暑くなって目が覚めるので、温度を調節しながら朝までつけておいた方がいいでしょう。

③寝る前に首、頭を冷やす
・・・寝る30分前に扇風機や氷枕などで首、頭を冷やしておくと深く眠りやすくなります。

④冷房は強めにかけるが、体は夏掛け布団などで冷やさないようにする
・・・①と③で強めに頭、首を冷やしますが、体が冷えるとお腹をこわしたり手足が冷えればつったりもします。体には夏掛け布団等をかぶって、体は冷やさないようにしましょう。

次に食事での夏バテ対策です。